-
北海道公立高校入試向け英単語アプリ
Planning / App Development / AI Data Curation
僕はこれまで、オンライン家庭教師として10年以上、中学生の学習指導に関わってきました。
その中でずっと感じていたのが、
「市販の英単語帳って、北海道の入試にはちょっと広すぎるな」
ということです。
市販の単語帳は、どうしても全国向け、あるいは東京基準で作られているものが多いです。
そのため、北海道公立高校入試ではあまり出題されないような単語まで、かなり多く掲載されていることがあります。
もちろん、市販教材そのものが悪いわけではありません。
ただ、北海道の公立高校入試に向けて勉強するなら、
「北海道で本当に必要な単語に、もっと絞ってもいいんじゃないか」
と思っていました。
そこで作ったのが、北海道公立高校入試向けの英単語だけを、クイズ形式で学べるアプリです。
入試に必要な単語だけに絞る
このアプリでは、北海道公立高校入試の英語について、過去20年分のデータをAIに収集・整理させて、そこから学習する単語や問題を作っています。
市販の単語帳に載っている単語をそのまま並べるのではなく、
「実際に北海道の入試で使われてきた英語」
をもとに作る。
ここをかなり大事にしています。
受験までの時間は限られています。
だからこそ、何でも覚えるのではなく、
北海道の入試に必要なものから優先して覚える。
そんなアプリにしています。
受験生は「勉強した方がいい」と分かっていても、逃げたくなる
家庭教師をやっていると、これもよく感じます。
受験が近づくほど、
「勉強しなきゃ」
という気持ちは強くなります。
でも同時に、
「落ちたらどうしよう」
「全然間に合わないかもしれない」
みたいな不安も強くなる。
そうすると、ゲームをやったり、漫画を読んだり、動画を見たり。
いったん受験のことを忘れたくなることがあります。
僕は、こういう現実逃避自体が悪いとは思っていません。
むしろ受験生なら、そういう時間があって当然だと思っています。
ただ、一つ気になっていたことがあります。
ゲームや漫画で一日が終わったあとに、
「ああ、今日も勉強できなかったな……」
と罪悪感を持ってほしくないんですよね。
だったら、
現実逃避そのものを、少しだけ勉強に変えられないか。
そこから、このアプリの方向性を考えました。
「現実逃避先」として使える英単語アプリを作りたかった
僕が作りたかったのは、
「さあ勉強するぞ!」
と気合いを入れないと開けないアプリではありません。
むしろ、
「今日はもう勉強したくないな」
というときに、なんとなく開いてもらえるものです。
ゲームを起動する。
漫画を読む。
動画を見る。
その選択肢の中に、
「とりあえず英単語10問だけやるか」
が入ってくれればいい。
そんなイメージです。
なので、操作もできるだけシンプルにして、
問題を見る。
答える。
次へ進む。
基本はこれだけにしています。
勉強を頑張るためのアプリというより、
勉強から逃げたいときでも触れられるアプリ
にしたかったんです。
「今日も勉強できなかった」を少しでも減らしたい
このアプリを作った理由は、単純に英単語を覚えてほしかったからだけではありません。
家庭教師として生徒を見てきて、
受験が近づくほど不安になって、
その不安から勉強を避けて、
そのあとにまた自分を責める。
そんな流れを何度も見てきました。
僕は、その罪悪感を少しでも減らせるものを作れたらいいなと思っています。
たとえ10問だけでも、
「今日は何もできなかった」
ではなく、
「まあ、英単語はちょっとやった」
で一日を終われる。
それだけでも結構違うと思っています。
教育現場で感じた課題を、そのままアプリにした
このアプリのスタート地点は、
「英単語アプリを作りたい」
ではありませんでした。
家庭教師として10年以上、生徒を見てきた中で感じていた、
「北海道入試に必要な単語だけに絞れないか」
という課題と、
「勉強から逃げたい時間まで、うまく学習につなげられないか」
という課題。
この2つを、そのままアプリの仕様に落とし込みました。
僕は教育系のアプリを作るとき、機能の多さよりも、
実際にそのアプリを使う生徒が、どんな気持ちで画面を開くのか
を大事にしたいと思っています。
やる気がある日に使えるのはもちろん。
やる気がない日にも使える。
そして、
「今日も何もできなかったな」という罪悪感を、少しでも減らせる。
そんな英単語アプリを目指しています。
